米朝の6カ国協議首席代表が17日、6カ国協議の開始に先立ち北京で2国間対話を行う。米国務省のマコーマック報道官が16日の会見で明らかにした。寧辺核施設の無能力化と北朝鮮内の核開発計画申告など次段階の交渉議題について論議する予定だ。
 マコーマック報道官は、「われわれは最大限迅速に動く必要があり、その準備ができている」としながらも、無能力化と計画申告が今年中に可能かどうかは予見できないと述べた。今回の2国間対話が円滑に進むとはまったく期待しておらず、困難なものになるだろうとの見方を示した。

 6カ国協議外相会談の開催に関しては、6カ国協議合意に基づき、寧辺原子炉閉鎖と5万トンの重油供給が完了すれば会談が開かれることになっていると説明し、「ここ数日間の出来事を見ていると、それはおそらく開催されるようだ」と見通した。


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