ソウル市内で韓国側首席代表の千英宇(チョン・ヨンウ)朝鮮半島平和交渉本部長と協議を行った後、記者らに対し明らかにした。朝鮮半島平和体制論議について「われわれは非核化の実質的な進展に合わせていくことを望んでいる」とした上で、このように述べた。また、平和体制論議は直接関与している当事国間で行われるものであり、いかなる平和体制論議であれ、韓国政府が介入しなければならないものだと強調した。
朝鮮半島平和・安保論議のため米朝軍事会談を行おうという北朝鮮からの提案については、18日に再開される6カ国協議で北朝鮮の考えを聞きたいと述べた。
一方、千本部長はこの協議に先立ち、「平和体制論議は6カ国協議合意履行の進展を見ながら進められていく」との見方を示している。その上で、平和体制論議のために十分なエネルギーが形成されれば進展できるだろうと強調した。核無能化段階で北朝鮮に見返り措置として提供する重油95万トン相当の経済・エネルギー支援については、北朝鮮が6カ国協議合意を履行する進度に合わせ、その義務を果たしていくとした。
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