国連所属の世界貿易大学が主催する観光分野の大規模な国際会議、世界観光投資サミット(WTIS)が来年10月末に釜山市で開催される。 同大学のチョードリー事務総長が16日、釜山市庁で許南植(ホ・ナムシク)市長と覚書(MOU)を締結し、正式にサミットの開催地に指定した。WTISは世界旅行観光評議会(WTTC)や国連貿易開発会議(UNCTAD)、国連開発計画(UNDP)、世界銀行、国際通貨基金(IMF)などがスポンサーを務める国際会議で、2004年から開催されている。
 サミットは釜山展示コンベンションセンター(BEXCO)で開催され、50カ国余りから観光担当相をはじめ投資開発企業代表、政府・地方自治団体の投資誘致関連機関、観光分野の学者ら約700人が参加し、国際会議やテーマ別研究会、商談会、大規模な観光投資博覧会などを行う。市はイベントを通じ、世界に釜山の観光資源を紹介するとともにグローバル企業の市への投資誘致チャンスとして活用したい考えだ。


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