千英宇本部長とヒル次官補=16日、ソウル(聯合)
千英宇本部長とヒル次官補=16日、ソウル(聯合)
韓国と米国は16日午前にソウルで開かれた6カ国協議首席代表協議で、18日に再開される6カ国協議に備え戦略を話し合った。
 千英宇(チョン・ヨンウ)朝鮮半島平和交渉本部長とヒル米国務次官補は、14日に始まった北朝鮮・寧辺核施設の閉鎖など初期措置の履行状況を評価した。さらに初期措置の完了後、第2段階にあたる核施設不能化と核開発計画申告の早期履行に向け、共同方策を調整したようだ。北朝鮮が不能化履行の条件として掲げている米国のテロ支援国指定からの解除など政治的な要求事案に対しても、効率的な対応策を話し合ったとみられる。

 両首席代表は午後も市内で会い、夕食を交えながら2回目の協議を行う。この席では、18日の6カ国協議首席代表会合で提案することになる韓米共同策を最終点検する予定だ。


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