韓国と北朝鮮は16日、板門店の韓国側地域、平和の家で軍事実務会談を行い、黄海共同漁労区域の設定など黄海での軍事的緊張緩和について協議する。
 南北は先月8日、黄海での衝突防止と共同漁労の実現、南北交流協力事業に必要な軍事的保障措置などに関する合意書案を互いに提示している。国防部関係者によると、今回はこの合意書案の調整などが集中的に行われる見込みで、特に黄海北方限界線(NLL)問題にかかわる共同漁労区域問題が争点となりそうだ。

 また今回の会談では、今月25日前後の開催が決まっている第6回南北将官級軍事会談の具体的な日程と場所の設定についても協議すると思われる。第5回会談は5月11日に板門店の韓国側地域、統一閣で開催され、5項目の共同報道文を採択した。第6回会談は韓国側地域の平和の家で1日または2日間開催される見通しだ。


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