【ソウル14日聯合】6カ国協議合意の初期措置履行に対する見返り措置として韓国が北朝鮮に提供する重油5万トンのうち、第1便の6200トンが14日午前、北朝鮮・先鋒港に午前4時ごろ到着した。北朝鮮側関係者を搭乗させしばらく待機した後、接岸し、9時55分から荷役を始めたと伝えられた。
 これを受け北朝鮮は同日中に何らかの立場表明とともに5000キロワット原子炉など寧辺の核施設稼動中断に着手するものと思われる。北朝鮮外務省は6日、報道官を通じ、重油5万トンのうち第1便が到着した時点で寧辺核施設の稼動中断を開始することを検討し必要な準備を進めていると明らかにしている。

 一方、国際原子力機関(IAEA)監視検証団員10人は同日、平壌入りするため北京を出発した。トルバ団長は搭乗前に記者らに対し、平壌に到着した後ただちに寧辺に向かい、14日中に核施設閉鎖と封印監視業務を開始すると説明した。すべての進行状況はIAEAに報告される。


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