米国務省は13日、北朝鮮が朝鮮半島平和と安全保障問題を論議するため米朝軍事会談の開催を提案したことに対し、次期6カ国協議で北朝鮮から具体的な提案があれば論議する機会を持つことになるとの考えを示した。
 ケーシー副報道官が同日の定例会見で述べたもの。北朝鮮側のこうした談話に関する報道は米国側も確認しているが、内容について具体的に説明できる米朝間の意見交換は現在までのところまったくないと説明した。その上で、もし北朝鮮がこの問題について具体的なアイデアを持っているならば、6カ国協議の枠の中であれ、個別の接触であれ、具体的に論議する機会はあるだろうと述べた。

 またケーシー副報道官は、2005年9月に締結された6カ国協議共同声明に「関係当事国が別途のフォーラムで朝鮮半島の軍事的対立問題を解決し、現在の休戦体制を恒久の平和協定体制に移行させる問題について協議する」と提示されていると説明したが、「そこに至るまでにはまだ道のりは長い」と述べた。


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