上場企業による自社株の取得と処分の規模が今年に入り増えている。証券先物取引委員会が12日に明らかにしたところによると、年初から今月11日までに上場企業が取得した自社株の規模は総額5兆38億ウォンで、昨年の同じ期間に比べ21.7%増加した。取得株式数は6611万株で、21.4%増えた。サムスン電子、ポスコ、現代重工業、サムスン重工業など、株式時価総額上位の企業が、株価安定のため上半期に大規模な自社株買いを進めたことが背景とみられる。
 これに対し、自社株の処分規模は11日までで総額9428億ウォンとなり、前年同期比89.4%の急増を記録した。直接処分は3852億ウォンで2.1%の増加にとどまったが、信託契約の解除によるものが5576億ウォンとなり、362.8%の増加率を示した。


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