輸入物価5か月ぶりの下落、前月比0．1%下がる

韓国銀行が12日に発表した6月の輸出入動向によると、先月の輸入物価は前月に比べ0．1%下がった。1月以来5か月ぶりに下落に転じた。前年同月比では1．6%の上昇だった。
　輸入物価の下落は、消費財物価が前月より0．2%上がったものの、資本材が為替相場の変動により0．6%下がったため。原材料も、原油や農産物関連品目の上昇にもかかわらず非鉄金属素材が大幅に下がり、前月比0．1%の下落となった。韓国銀行関係者は、一般機械製品やコピー機、コンピューター、プリンターなどの電機電子機器製品など日本から円建てで輸入する割合の高い資本材価格が円安で大きく下落し、輸入物価全体を引き下げたと説明した。

　一方、輸出物価は前月より0．2%上がり、2月から5か月連続の上昇となった。国際原油価格の上昇で石油化学製品の値上がりが続き、半導体品目もDRAMなどを中心に上昇傾向にあるため。


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