「ワイブロ」でだれでも動画ニュース提供が可能に

移動中でもインターネットが楽しめるワイブロ対応の「ワイブロフォン」を利用し、だれでも簡単に動画ニュースを作成し送信できるようになる。KTと聯合ニュースは12日、ワイブロ技術を用いたUCC（ユーザーが作成した動画）情報提供環境の構築と、これを活用したニュース制作・配信での協力を骨子とする戦略的提携を結んだと明らかにした。
　両社は早ければ8月から、ワイブロフォン利用者が作成したUCCをニュースとして報道するサービスを開始する。ワイブロフォンの初期画面には「UCC」アイコンが置かれ、クリックしていくだけで簡単に動画撮影と送信ができる。聯合ニュースは送られてきた動画のうちニュースとしての価値があるものを選別し、メディアやポータルサイトに配信するほか、必要に応じて補足取材を行い完成度の高い動画ニュースを制作する。

　KTは短期間でワイブロの認知度を高めるとともに、処理速度が早いというメリットを利用したリアルタイムの現場中継など、新しい利用者参加型のメディア文化を形成したい考えだ。


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