教育人的資源部が12日までにまとめた統計資料によると、海外14カ国で運営されている1500余りの韓国語教室で韓国語を学ぶ外国人と在外韓国人の数が10万人に迫っている。
 東京や大阪などの韓国教育院が運営する韓国語教室で韓国語を学ぶ生徒の数は、昨年の1693人から今年は3854人と2000人以上増加している。地域別では、神戸韓国総合教育院が運営する管内5つの韓国語教室が853人で最も多く、札幌韓国教育院が運営する4教室が701人などと続いた。日本の14地域に置かれた韓国教育院が運営する韓国語教室の数は、昨年の38校から今年は50校に増えており、講師の数も109人から187人と急増している。韓国語学習者増加の背景には韓流ブームによる韓国と韓国語に対する日本人の関心の高まりがあり、当面は韓国語を学ぼうとする日本人が増えるものとみられる。

 日本に次いでロシアでも韓国語人気が高まっており、韓国語教室の数は昨年の138か所から今年は151か所に増え、生徒数も1万1801人から1万3667人に拡大している。ロシアではウラジオストク、サハリン、ハバロフスク、ロストフ・ナ・ドヌの4地域で韓国教育院が韓国語教室を運営している。ロシアでの韓国語への関心は主に経済的な側面からのものとみられる。

 米国ではニューヨークとロサンゼルスなど5か所の教育院が747か所で韓国語教室を運営し、生徒数は4万3746人に達している。カナダは105か所で5776人、豪州では54か所で4185人が韓国語を学習している。また欧州ではドイツが36か所で1516人、英国が21か所で755人、フランスが11か所で361人など。南米ではブラジルが21か所で1353人、アルゼンチンが16か所で918人、パラグアイが5か所で210人など。このほか、ウズベキスタンやカザフスタンの中央アジアなどを含め、世界14カ国1500か所で韓国語教室が運営されており、すべてを合わせた受講生の数は10万人に迫っている。在外韓国人らが非公式に運営する韓国語教室まで考慮すると、韓国語を学習する人の数はさらに増えるものとみられる。


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