開城工業団地、北朝鮮が12日の訪問認める

韓国からの開城工業団地訪問の延期を求めていた北朝鮮が、12日に予定されている行事については訪問を認めると連絡してきた。
　統一部の金南植（キム・ナムシク）報道官が11日に明らかにしたもので、12日に予定されている開城工業団地進出選定企業関係者160人余りの訪問に対し、北朝鮮が予定通りに実施するよう開城工業地区管理委員会を通じて同日午前に連絡してきたという。延期の方針を変えた理由については特に説明はなかった。

　これに先立ち北朝鮮当局は9日、上層部の指示として開城工業団地への訪問を来週以降に延期するよう要請しており、韓国側が予定してた10日と11日の訪問計画は直前でキャンセルされていた。その後10日には、韓国側から12日と13日の行事を予定通りに行えるようにしてほしいとの要望を受け「努力する」と答えていた。

　13日には韓国から投資視察団175人の訪問が予定されているが、これについて北朝鮮側からは特に連絡はきていない。


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