SKテレコムとLGテレコムが11日、携帯電話のユーザーインターフェースの統合プラットホーム「Tパック」を共同使用する内容の覚書(MOU)を交わし、国内でのTパックの活性化と海外進出に向け協力していくことになった。
 SKテレコムが開発したTパックは、携帯電話メーカーのアプリケーションソフトと携帯電話キャリアの付加サービス、ソリューションを、携帯電話プラットホームの標準規格であるWIPI基盤にまとめたプラットホームパッケージ。WIPI2.0規格に対応し、最新トレンドであるサービス志向プラットホームであることから、世界市場でも競争力を備えているとSKテレコムは説明している。無線でアップグレードができるため、端末機購入時には搭載されていなかった新規サービスも後からダウンロードできる。

 SKテレコムとLGテレコムは今回のMOU締結を受け、Tパックの早期普及に向け共同で対応を進める考えで、来週中にも共同協議体を構成し実質的な協力に向けた話し合いを始める計画だ。

 SKテレコムは「Tパックの競争力を世界に伝える道が開かれた」とし、LGテレコムも「Tパックの導入で投資コストを節減でき端末機供給も円滑にできるなど、相当な相乗効果が期待される」との見方を示している。


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