サービス分野の見通しについては、EUも韓国と同じく公共サービスに対し保守的で市場開放度が低いと指摘した。そのため教育や医療、電力、上水道などに関する開放要求は少ないが、法律、通信、金融、海運など事業分野に関しては幅広い開放を求めてくると予測した。
また、EUが主に関心を持っているのは知的財産権、自動車、化粧品、医薬品などだとした上で、関税を撤廃する分野は双方のバランスを重視し、検討と説得を行うべきだと述べた。
農産物に対しては、EUからの輸入が多いウイスキーやワイン、豚肉、鶏肉のうち、ウイスキーやワインは農家に影響せず、豚肉や鶏肉も国内自給率をみると韓米FTAに比べ影響が少ないと説明した。
EUとのFTA第2回交渉は、16日から20日までベルギーのブリュッセルで開かれる。
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