在韓米第8軍司令部は10日、報道資料を通じ、同司令部が米陸軍の再編計画に基づいた未来型軍司令部に改編され、朝鮮半島での挑発抑制の任務を今後も継続して遂行していくと明らかにした。第8軍のバルコート司令官も「米第8軍は陸軍の変換計画の下、朝鮮半島でより強力な軍として生まれ変わるため変化が進んでいる」と強調した。
 韓国軍の一部では、米第8軍司令部が2011年まで在韓米軍司令部に代わり創設される米韓国司令部の隷下に編制され、事実上の陸軍戦闘司令部機能を遂行するとの見方が出ている。

 第8軍はこれと関連し、韓国と太平洋で米第8軍司令部の未来がどのように変化し、どのような位置づけを持つことになるかは、同盟関係である韓米間の協議を通じて決定するとし、戦時作戦統制権の移譲過程で第8軍の役割と位置づけの問題も話し合われることを示唆している。

 米第8軍司令部は1950年7月9日に大邱中学校で創設され、同年7月13日に朝鮮半島地上軍作戦指揮権が第8軍司令官に移譲された。第8軍司令部は1953年8月15日に竜山に移転し、1954年11月には日本に移転した。その後1955年7月に韓国に再移転し、現在は在韓米軍司令官の指揮を受けている。


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