週休2日制の定着で、交通事故による死亡者の数が日曜日は減少し、土曜日に増えていることが分かった。
 警察庁が5日に発刊した2007年度版交通事故統計によると、昨年の交通事故死亡者数を前年と比較した結果、日曜日の事故で死亡した人の数は948人から876人に、7.6%減少した。これに対し、土曜日の事故による死亡者は3.1%増加し、949人から978人となった。他の曜日では大きな違いはみられなかった。

 昨年の交通事故死亡者総数は6237人で、曜日別に分類すると土曜日が最も多く、15.5%を占めている。次いで金曜日、水曜日、木曜日、火曜日、月曜日となり、日曜日が最も少ない。週休2日制の定着で、日曜日ではなく土曜日に行楽に出かける人が増えたためと分析される。

 また、昨年は飲酒運転による交通事故が2万9990件発生し、前年に比べ13.3%増加した。死亡者数は920人で1.1%、負傷者数は5万4255人で12.7%増加した。


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