財政経済部の金聖真(キム・ソンジン)国際業務政策官(次官補)は6日、各指標を見るとウォンの対ドル相場は相当に高く評価されているとの認識を示した。ラジオ番組に出演して述べたもの。金政策官によると、韓国銀行や韓国開発研究院(KDI)など国内機関だけでなく、国際通貨基金(IMF)や経済協力開発機構(OECD)、国際決済銀行(BIS)なども、ウォンが適正水準より高く評価されていることを指摘しているという。
 また、世界的にドル安が始まった2002年から現在にかけての切り上げ率は韓国が42.5%で、日本(7.1%)や台湾(6.6%)に比べ切り上げ速度が早かったと述べた。最近韓国の経常収支黒字規模が急速に縮小しており、今年は均衡収支水準となることが予想される点も、ウォンが相当に高く評価されていることを証明していると説明した。


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