6カ国協議合意に基づいた北朝鮮の寧辺核施設閉鎖など、初期措置履行に対する見返りとして韓国が北朝鮮に提供する重油5万トンのうち、初回の6200トンが来週にも輸送される。統一部の申彦祥(シン・オンサン)次官が5日の定例会見で明らかにした。
 当局者によると、政府は9日にも北朝鮮に関連事項を通達し、14日ごろに最初の輸送船を出港する方針だ。北朝鮮の河口に到着するまでには2日ほどかかるという。重油支援コストは現在のところ260億ウォンを見込んでいる。また、重油生産能力や短期間の供給能力、朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)の北朝鮮支援実績などを考慮し、重油支援業者にはSKエナジーが選定された。

 韓国と北朝鮮は先月29日から2日間にわたり開城で重油支援問題を協議し、2週間以内に最初の輸送船を出港させ、その後20日以内に5万トン分の輸送船の出港を完了することで合意している。


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