国際原子力機関(IAEA)のフレミング報道官は4日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)とのインタビューで、「IAEA理事国の間で北朝鮮の核施設の視察活動に対する支持率が高い」と述べ、査察実施に向けた理事会の承認を受けるには問題がないだろうとの見解を示した。
 韓国、米国、英国、フランス、中国などを含む理事国35カ国は9日に特別理事会を開き、IAEA視察団の北朝鮮核施設に関する監視や検証活動を承認する予定だ。

 フレミング報道官はまた、理事国の支持が高いだけに検証活動に向けた財政的な支援も受けられるだろうとの見通しを示した。今年の予算として約230万ドルを要請しているという。

 これに先立ちハイノネン事務次長を団長とするIAEA実務代表団は、先月26日から30日まで北朝鮮を訪問しており、2日間にわたり寧辺の核施設を視察した後、3日に理事国の代表らに訪朝活動について報告している。


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