江原道民をねぎらう朴槿恵前ハンナラ党代表=5日、春川(聯合)
江原道民をねぎらう朴槿恵前ハンナラ党代表=5日、春川(聯合)
2014年冬季五輪の江原道・平昌招致を逃したことで、政界も一様に無念の表情をみせている。平昌は2010年冬季五輪でも開催地に立候補したが、カナダ・バンクーバーに逆転負けを喫している。
 ハンナラ党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)報道官は論評を通じ、誘致失敗は非常に残念だとしながらも、2度の失敗にくじけることなく挑戦は続けていくべきだと強調した。開かれたウリ党の張永達(チャン・ヨンダル)院内代表は院内代表団会議に出席した席で、平昌が誘致するものと信じていたが、思いがけないニュースを聞き大変残念だと述べ、江原道民に慰労と激励の言葉を贈った。統合民主党の金在斗(キム・ジェドゥ)副報道官は、結果に遺憾の意を示しながらも「挫折や失望するのではなく新たな希望を胸に前進していこう」と呼びかけたほか、民主労働党の金炯卓(キム・ヒョンタク)報道官も、江原道民をはじめ全国民が切実に平昌誘致を望んでいたが2回にわたり失敗に終わったことは残念だと述べている。

 江原道庁前で道民らとともに開催地発表を見守っていた朴槿恵(パク・クネ)前ハンナラ党代表は、「残念な気持ちは言葉に尽くせないが、さらに良い機会を設けて江原道を発展させていけばよい」と道民をねぎらった。鄭東泳(チョン・ドンヨン)元開かれたウリ党議長はこの失敗を踏み台に立ち上がってほしいと呼びかけ、「無名の平昌を世界に知らしめ、国民の心が1つになったのは大きな成果」と評した。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0