財政経済部の金聖真(キム・ソンジン)国際業務政策官は5日、韓国に対する米ビザ免除の問題について、米国土安全保障省の実務者が具体的な協議のために今週ソウルを訪問する計画だと明らかにした。韓国が米ビザ免除国の適用を受けられるよう、政府としてさらに努力する方針を示した。交通放送(TBS)に出演し述べたもの。
 また、韓国の対ドル為替相場に関しては、相場の安定を政府の主要課題とし、市場の状況を鋭意注視しているとした。国際収支黒字の規模が減っており、海外投資の活性化措置で外資の流出も大幅に拡大するなど、需給要因を見ると昨年のような外国為替の過剰供給はないと強調した。政府はもちろん韓国銀行や韓国開発研究院、国際通貨基金(IMF)、経済協力開発機構(OECD)なども韓国の為替相場が余りにも高評価されており、今後切り下げられるとの見方で一致しているという。市場関係者がこれを徹底して認識すべきだと述べた。

 金政策官は韓米自由貿易協定(FTA)に関連し、米議会での批准に時間がかかろうとも難しくはないとの見方を示した。米国産牛肉の韓国輸入問題については、農林部関係者が米国の食肉処理施設の査察を進めており、両国が合理的な期限内にこの問題を解決できるだろうと述べた。


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