金斗官(キム・ドゥグァン)元行政自治部長官が4日、「里長出身者として初の大統領になり、大韓民国を完全に変える」として大統領選挙出馬を正式に宣言した。金元長官は、慶尚南道南海郡の里長、郡守を経て、行政自治部長官まで務めた。
 ソウル・汝矣島の選挙事務所で記者会見を開いた金元長官は、南海郡を自治を発展させた能力と国政経験を土台に、韓国を先進国として跳躍させることを約束すると述べた。3期目となる民主改革政府を立て韓国を根本から変え、旧態政治を必ず清算し先進国入りを果たすとしている。

 また旧与党勢力に関しては、大統合しハンナラ党と1対1で戦い勝利することが望ましいとしながらも、「現政権を否定したり、開かれたウリ党を解体する形の大統合ならば一緒にはやらない」と強調した。自らを旧与党勢力の大統領候補者や親盧勢力の候補と比較し、「わたしは汝矣島で成長した人間ではないという点で異なる。新しいものは常に辺境から来る」と主張した。

 政策公約については、憲法改正を断行し地域主義の政治を終わらせると述べた。その骨子として、大統領の再選制と決戦投票制、国会への両院制導入、国会議員の地域別・比例代表の同数構成などを挙げた。

 出馬宣言式には、ウリ党の丁世均(チョン・セギュン)議長、張永達(チャン・ヨンダル)院内代表のほか、辛基南(シン・ギナム)議員や柳時敏(ユ・シミン)前保健福祉部長官らが出席した。


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