海洋水産部は3日、海洋水産分野の新技術開発事業に総額50億ウォン余りを支援する計画を明らかにした。
 漁業従事者の現場での問題を解決できる技術や、海洋生物から新物質を抽出し機能性食品を製造する技術開発事業など、水産特定研究開発事業に1~3年で合計30億4000万ウォンを投じる。水産特定研究開発事業の今年の課題には、クラゲ類の毒性の影響評価と資源としての活用策、アナゴ筒漁で自動的に餌を供給したり筒を投入する装備の開発、環境に配慮したノリ養殖のための素材開発、外海の深層で網仕切りを使ったタラやマグロの養殖技術開発など、9課題が公募で選ばれている。

 海洋水産部はまた、中小企業庁と共同で拠出した20億ウォンを、公募を通った海洋水産関係の中小ベンチャー企業26社に新技術開発費として支援する。

 海洋水産部は水産特定研究開発事業を通じ、1994年から昨年までに375課題に616億ウォンを投じた。その結果、技術移転が39件、国内外での特許登録が160件、論文発表は1042件という実績を上げた。中小ベンチャーにはこれまで74億ウォンを投資し、技術料2億8000万ウォンを得ている。


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