現代峨山で副会長を務めた金潤圭(キム・ユンギュ)氏が、独自の北朝鮮事業を本格的に開始した。
 統一部が3日に明らかにしたところによると、金前副会長が対北朝鮮事業を行うため昨年設立したアチョングローバルコーポレーションは、先月21日に北朝鮮から東海線を通じチョウザメ531キログラムを輸入した。この初事業に向け、同社の副社長を務める陸在熙(ユク・ジェヒ)元現代峨山常務が先月18~20日に金剛山を訪問し、チョウザメ輸入問題について最終的な話し合いを行っていた。

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 金前副会長は5日に解任後初めて金剛山を訪れる。北朝鮮の水産物事業を担当する民族経済協力連合会傘下のケソン総会社と追加輸入問題を話し合う予定だ。また、北朝鮮からの砂搬入事業も積極的に進めている。現在のところ、金前副会長や陸副社長が開城や金剛山で北朝鮮高官と会う予定はなく、これまでに接触した事実もないという。

 金前副会長は、現代グループの故鄭周永(チョン・ジュヨン)名誉会長・鄭夢憲(チョン・モンホン)元会長父子の信任を受け現代峨山の対北朝鮮経済協力事業を主導していたが、2005年10月に自身の不正疑惑で副会長を解任された。


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