ソウル市は2日、2010年までに外国人観光客1200万人誘致目標を達成するため、観光客に対する親切度向上と案内システム改善対策を策定する計画だと明らかにした。
 市はまず、観光客の言語的不便を解消するため観光ガイドコールサービスを導入し、文化公演情報を外国語でも提供する計画だ。基礎秩序を守る運動も継続して展開していく。観光サービスアカデミーを新設・運営するほか、観光接客施設のサービス水準向上に向け、観光従事者親切サービス教育を実施し、また、観光客に緊急事態が発生した際には市の便宜も提供する。

 観光案内システムの改善については、市全体の案内表示版の統合デザイン指針を作り、観光案内表示言語は英語、中国語、日本語に拡大するとしている。このほか、ホテル案内デスク、地下鉄駅員、飲食店従事者を教育し通訳、観光案内技能を拡大する。外国人専用コールセンターも運営する計画だ。

 市関係者は、観光客の不便を解消するだけでなく、ソウル市民の温かい心を外国人に伝え、ソウル観光の満足度を高めたい考えだと説明している。


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