国連が提唱する「グローバル・コンパクト」の韓国協会設立を目指した発起人大会が2日午前にソウル市内で開催され、グローバル・コンパクトに加盟している約50社の公営企業や民間企業の代表らが出席した。韓国協会は9月までに設立総会と組織構成を終え、本格な活動に入る計画だ。
 グローバル・コンパクトは2000年に当時のアナン事務総長が提唱した。世界各国の企業が人権、環境、労働、腐敗防止など順守すべき原則を実践することで、世界経済の発展に寄与すると同時にグローバル化による問題点などの解決策を模索するという目的で発足した。これまでに世界3200社以上の企業と1000余りの経済社会団体、学会などが参加し、世界屈指の国連ネットワークとして発展しようとしている。

 一方、グローバル・コンパクトは5日と6日、ジュネーブの国連本部で潘基文(パン・ギムン)国連事務総長はじめ世界を代表する企業の最高経営責任者(CEO)ら約1000人が集まり、リーダーズ・サミットを開催する。


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