サムスン重工業は1日、世界の造船業界で初めて上半期受注100億ドルを突破したと明らかにした。
 同社は先月29日と30日に米州の船会社2社からドリルシップ1隻ずつ、計12億ドルを受注し、6月末現在の受注額が101億ドルを記録した。これを受け、今年の受注目標額を110億ドルから150億ドルに上方修正した。中国やインドなど新興市場の物量増加と深海油田開発の本格化で船舶の需要増や、北海や北極地域のエネルギー開発関連海洋設備の発注増に加え、製品開発と市場拡大に向けた努力が功を奏し、100億ドル以上の受注達成につながったと説明した。

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 同社のこれまでの年間受注実績は、2001年の17億ドルから、26億ドル、53億ドル、64億ドル、77億ドル、昨年が126億ドルと、毎年前年比で20~100%の増加を続けている。

 金澄完(キム・ジンワン)社長は、3年分の手持ち工事量を確保し、超一流造船所という地位を固めるため品質改善に努め、運航高率の高い経済船型を開発し新たな市場を作っていくと意欲を示した。 


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