全羅南道が2010年を目標に進めているフォーミュラ・ワン(F1)世界選手権招致を支援する「F1特別法案」の制定が白紙化された。

道によると、国会の文化観光委員会は全体会議の最終日となる29日に法案審査小委員会を開く予定だったが、ハンナラ党と開かれたウリ党の間で議事日程が合意に至らず会議が行われなかった。特別法案は今回の臨時国会で法案審査小委員会さえも通過できなかったことになる。

国会の法案審議過程では、田炳憲(チョン・ビョンホン)議員のウリ党離党を受けた小委員長再選出問題をめぐりウリ党とハンナラ党が対立し、急を要する法案が処理されず道民からは非難の声が挙がっている。

道は9月の通常国会、またはそれまでに臨時国会が開かれれば再度F1特別法案を上程する方針だ。また、予定通り7月にF1サーキット建設に着工するため、干拓地123万坪の使用承諾問題を農林部と集中協議する。

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