グーグル会長、韓国市場への進出拡大方針示す

インターネット検索大手の米グーグルのシュミット会長は30日、韓国で進めている事業は始まりにすぎず、今後拡大していくとの考えを示した。「ソウルデジタルフォーラム」の特別演説を通じ明らかにしたもので、そのためにサムスン電子やLG電子、SKテレコム、ダウムコミュニケーションなどの提携先との関係をさらに強化していく方針だとした。

事業拡大の背景について、韓国の情報技術（IT）業界には強力な競争力があり、世界的なデジタル時代で一種の実験室としてこの先数年間インターネット市場を主導するとの見方を示した。グーグルが韓国に進出した理由に関しては「韓国が重要だから」と述べ、世界で韓国市場が占める戦略的な重要性を改めて強調した。

　シュミット会長はまた、グーグルは想像を超える額を費やし韓国企業と提携関係を結んでいるとし、提携関係のさらなる強化に向け取り組んでいくと力説した。


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