外交通商部の宋旻淳(ソン・ミンスン)長官は29日、欧州連合(EU)のバルトナー対外関係担当委員と会談し、韓国・EU間の自由貿易協定(FTA)推進状況を評価し、経済・通商分野の協力案について意見を交わした。外交通商部当局者が伝えた。宋長官はアジア欧州会議(ASEM)外相会合出席のためドイツ・ハンブルクに滞在している。双方は会談の席で、北朝鮮核問題の解決に向け緊密な協議を行っていくことで合意した。宋長官は北朝鮮を改革と開放に導くため、EUが協力を続けるよう要請した。
 また宋長官はASEM外相会合最終日、会議発言を通じ、韓国・EU間FTAが包括的で高い水準のFTAを目指すことで、アジアと欧州間の地域経済統合の重要な前例となることを説明した。

 宋長官はこの日、オーストリア、チェコ、フランスなどともそれぞれ2国間会談を行い、2012年国際博覧会の麗水招致と2014年冬季五輪の平昌招致に向けた欧州各国の支持を求めた。


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