ハンナラ党の姜在渉代表
ハンナラ党の姜在渉代表
先週に行われた再・補欠選挙での敗北を受け、ハンナラ党の姜在渉(カン・ジェソプ)代表は30日、自身が党代表から退いた場合には新指導部の構成をめぐり党内の対立と混乱が拡大するとし、代表は辞任しないとの考えを明確に示した。姜代表は党本部で行われた記者会見を通じ、党代表を退くことで党が安定を取り戻し受権政党として生まれ変われるならばそうするとした上で、「辞任しないのではなく、辞任が困難な状況」と説明した。ただ、代表の座にに未練があるわけではなく、党内選挙が終われば大統領候補と協議の上、大統領選に有利になる方向で去就を決めたいと述べた。

 一方、会見では党の自浄機能強化、党中心体制の確立、門戸開放の3つを柱とした刷新案が発表された。


 これに関連し、朴槿恵(パク・クネ)前代表は刷新案を受け入れ、1日も早く党が正常化することを望むとの姿勢を見せているのに対し、李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長は「これだけでは不十分」との考えを示しているとされ、党内の対立が拡大するか注目を集めている。

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