米国産牛肉の輸入が再開され、2003年12月以来初めて韓国で検疫を通ったばかりだが、米国は韓国牛肉市場を国際基準に合わせ開放しなければならないとして、韓国への圧力を強めている。
 ロイター通信によると、米農務省のウィリアムズ報道官は27日、「米国産牛肉に対する韓国の輸入審査基準が科学的な根拠を備え、米国産牛肉の安全性を認識できるよう、韓国が措置を取らなければならない」と述べた。国際基準に沿う市場開放がない場合には、韓米自由貿易協定(FTA)は認められないだろうと主張した。

 牛肉の主要産地、米モンタナ州やアイオワ州選出の上院議員も、韓国に市場開放を迫っている。共和党のグレスリー上院議員は、韓国が非科学的な理由で米国産牛肉の輸入を妨げたり制限したりすれば、米議会でFTAが承認されないとしている。

 米国産牛肉の輸入が再開された点については、議員も米牛肉業界も肯定的に評価している。


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