韓日間の相互理解増進に向け発足した韓日歴史共同研究委員会の活動が2年ぶりに再開される。2005年5月を最後に休止していた委員会は、第2期委員会を構成し、27日にソウルで委員長の顔合わせを兼ねた協議会を開いた。本格的な研究活動は6月から始まる。
 第2期委員会の韓国側の委員長は高麗大学の趙ファン(チョ・ファン)教授が、日本側は東京大学の鳥海靖名誉教授が担当し、委員は両国それぞれ17人ずつで構成される。

 初の全体会議は6月23日に日本で開かれ、第2期委員会の活動方向について話し合う。さらに、会議後は分科会議を開き、最近話題になっている従軍慰安婦の問題を含めた共同研究テーマを決める予定だ。特に、歴史教科書問題を集中的に話し合う「教科書委員会」も別途に設置する。

 韓日歴史共同研究会は、2002年に第1期委員会が発足し、活動が終わる2005年の以降も研究を続けるよう合意していたが、日本側の委員選定の難航により第2期委員会の構成が遅れていた。


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