国防部の金章洙(キム・ジャンス)長官は27日の定例会見で、在韓米軍のベル司令官が韓国に防衛費均等分担を求めながら、在韓米軍の基地移転を見直すと発言をしたことに対し、「不適切だ」との考えを示した。在韓米軍第2師団の再配置や竜山基地移転は韓米政府の合意の下に進めているもので、現地司令官が見直しに言及するのは適切ではないとの認識を示したもの。その上で、2007~2008年の防衛費分担金が決まったことから、部隊の福利厚生充実などに向け、米政府からの財政支援を増やそうと、ベル司令官がこうした発言をしたとの見解を示した。
 両国の防衛費分担に関しては、米国が要求する金額が適切かどうかを含め、分担の割合について一定の公式に基づき定められるよう、両国が正式に合意することになるだろうとした。外交通商部が主管し国防部が支援するなかで、合理的な公式を定めたい考えだ。


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