23日から26日までソウルで開かれた韓国とカナダの自由貿易協定(FTA)第10回交渉について、農林部は27日、トマトなどの開放日程に対し意見の歩み寄りがあったと明らかにした。
 農林部が配布した結果資料によると、交渉では牛肉や豚肉、麦、大豆などカナダの関心が高い農産物は除かれ、相対的にセンシティブ性が低い品目を中心が協議が進んだ。トマトやポップコーン用トウモロコシなど一部の農産物や加工食品については、双方の意見の違いが解消されるなど進展があったと説明している。これらの品目は関税譲許(開放)日程に関し意見がまとまりつつあり、ほぼ合意水準に達しているという。ただ、関税幅や引き下げ期間などについては、最終確定する前まで公開できないとしている。

 センシティブ性が高い一部の畜産物や穀物類は、次回の交渉から扱われる見通しだ。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0