売上高は前年同期に比べ15%、営業利益は44%それぞれ増加した。同社関係者は、売上増には石油事業が、営業利益増には非石油事業が大きく貢献したと説明している。売上高全体の70%を占める石油事業は、今年に入り業界の供給増を受け、第1四半期としては最高の4兆844億ウォンの売上高を記録した。これに対し同事業の営業利益は13%減少した。営業利益率は3%で全体平均の7%を大きく下回った。
営業利益を見ると、化学事業が前年同期比155%増の2276億ウォンで、過去最高を記録した。芳香族化合物の収益改善などが影響した。また潤滑油部門も、先進国の環境規制強化や燃費改善による欧米地域の需要増加を反映し、営業利益は前年同期比105%増の677億ウォンとなった。石油開発事業はドバイ産原油の価格上昇を受け392億ウォンの営業利益を計上している。
一方、為替損益の増加や持分法による評価利益の減少が影響し、経常利益は33%、純利益は43%それぞれ減少した。
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