タイ・バンコクの移民収容所に収容されている脱北者400人余りが、早期の韓国行きを求めて行っていたハンガーストライキを中断した。駐タイ韓国大使館によると、脱北者らは26日午後5時にハンストを中断し、収容所から提供された食事に手をつけたことが確認された。脱北者らは、タイ移民局から、北朝鮮への強制送還はなく、予定通りに近く韓国行きが再開されると説得されハンストを取りやめたという。
 一方、タイ移民局弁務官は、収容所の施設改善を約束したものの、現在の収容所施設はタイでは一般的な水準だとの認識を示した。また、脱北者のハンストは早期に第3国に行くための戦略として行ったものとの見方を示した。

 同収容所には現在、男性100人と女性314人の合わせて414人の脱北者が収容されている。


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