サムスン電子とマイクロソフト(MS)が互いに保有している特許権の使用を承諾したことから、新製品開発の活性化が期待される。 

 サムスン電子は19日、MSと、互いに保有している特許権を使用できるようにする特許クロスライセンス契約を締結したと明らかにした。これによりサムスン電子は、パソコンやDVDプレーヤー、テレビ、プリンターなどの生活家電にMSの特許技術を使用できる。MSもサムスン電子のデジタルメディアとパソコン関係のポートフォリオを使えるようになった。

 MSはこれまでも特許クロスライセンス契約を締結することで、家電や通信、ハードウェア会社を含めた多数のソフトウェア企業との連携を図ってきた。

 サムスン電子の関係者は、顧客に質の高い製品を提供するため、高度の研究開発とデザインのインスピレーションが必要だったと説明した。一方、MSの関係者は「サムスン電子は急変するデジタルメディア技術の先頭に立っているため、適切な協力の対象だ」と語った。

 サムスン電子は昨年、米国に2451件の特許を登録し、米国で特許登録2位にランクインしている。

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