ソウル空港に到着し、歓迎を受ける盧武鉉大統領=30日、城南(聯合)
ソウル空港に到着し、歓迎を受ける盧武鉉大統領=30日、城南(聯合)
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が30日午前、サウジアラビア、クウェート、カタールの中東3カ国歴訪を終え帰国した。
 帰国に先立ち、盧大統領はカタールの産業都市ラスラファンを訪問し、現地に勤務する韓国陣らと昼食を兼ねた懇談会を行い、これを最後に6日間の全日程を終えた。今回の中東歴訪は、国内産業界の懸案だった原油の安定需給をはじめ、エネルギーや建設・プラント分野での長期的協力の基盤を固めたほか、教育や情報技術(IT)など協力分野を広げる契機を作ったと評価されている。

 盧大統領は空港からすぐ青瓦台(大統領府)に向かい、韓米自由貿易協定(FTA)交渉の進行状況について報告を受け、交渉妥結の最大障害物となっているコメと牛肉市場開放問題など、中核争点事項に関する最終指針を出すものとみられる。盧大統領は前日にカタール・ドーハで行った現地在住韓国人との懇談会で、FTA交渉の最終責任者として最後の決定を下す意向を示していた。


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