サムスン電子が中国市場を狙い、世界最薄のPDA(携帯情報端末機)搭載携帯電話を発売した。
 台湾の英字新聞、台北タイムス電子版が報じたところによると、サムスン電子は28日にタッチスクリーン方式のPDAフォンを台湾市場で発売した。同社が台湾市場でPDAフォンを販売するのはこれが初めてで、同製品は1か月前に中国と香港市場でも発売されている。サムスン電子現地法人の発表によると、同製品は重さ109グラム、厚さ13.5ミリメートルで、世界で最も薄型のPDAフォン。タッチスクリーンに指で漢字を書いていくと自動的に完成した漢字が表示され、ここから文字を選択するという「筆記体認識タッチスクリーン」を内蔵した中国特化型モデルだ。ウインドウズモバイルバージョン5.0と200万画素のカメラを搭載し、名刺自動認識、MSオフィスビューアと編集、ブルートゥース機能などが利用できる。

 サムスン電子は、台湾市場攻略に向け第2四半期中にスマートフォンを発売するなど、PDAフォンの需要が増えつつある現地の状況に応じ後続モデルを発表していく計画だ。


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