マイクロソフトが発売する新型基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」との互換性問題が解決したことで、不振が続いていたパソコン販売に回復の兆しが見えてきた。
 業界筋が29日に明らかにしたところによると、1月に発売された「ビスタ」は、インターネットバンキングやカード決済のセキュリティプログラムとして使われている「アクティブX」とコンフリクト(衝突)する問題があったが、この問題が解決局面に入ったことで、各社のパソコン販売実績が伸びている。

 インターネットショッピングのロッテ・ドットコムは3月に入りパソコン販売が前月より60%増えた。同社はウィンドウズ・ビスタ搭載機の販促のため、ディスカウントのほかレジャー用バッグやメモリーなどを提供するイベントを企画中だ。GS・Eショップも今月に入り週間平均販売台数が前月より30%伸びたほか、CJモールも前月比60%の増加を記録している。

 ロッテ・ドットコム関係者は「互換性問題が解決しており、さらに新学期の需要も重なったことから、パソコンと周辺機器の売り上げはさらに伸びる」と予想している。


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