韓国銀行はまた、一定の所得水準での海外消費増加は、代替関係にある国内消費を減らし、サービス収支の悪化を招くと指摘した。海外消費の増加が国内の財貨に対する需要減少につながり、企業の生産活動を萎縮させ、その結果雇用が減り、家計所得も減少するという構造になっている。
韓国銀行関係者は「家計の海外消費を増やせば短期的には家計の厚生水準が上がるように見えるが、中長期的には家計所得の減少として戻ってくる」と説明している。
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