性転換手術の世界的権威として知られる東亜大学の金碩権(キム・ソククォン)教授が7日に明らかにしたところによると、性転換手術では男性から女性への転換が依然として大きな割合を占めているものの、最近は女性から男性への性転換手術が増えている。
 金教授が1989年から執刀した性転換手術240件のうち、男性から女性への手術は180件、女性から男性への手術は60件で、格差は3倍に上った。しかし、この4年間に性転換手術を求め東亜大を訪れた患者の場合、割合はほぼ同数となっている。

 女性から男性への性転換手術は、男性から女性への手術に比べ費用が2倍以上かかるほか手術時間も3倍以上かかるが、1991年に国内で初めて女性から男性への手術に成功してから、手術を希望する患者が増えている。女性への性転換の場合、性器成形費用で1200万ウォン程度だが、男性への性転換の場合には乳房や卵巣、子宮の切除など1次的手術に加え、性器成形などを含めると総額3000万ウォン程度の費用がかかる。

 また、手術希望者も、男性から女性の場合、30代後半から40代前半の水商売に勤める人がほとんどだったが、最近は20代から30代と年齢が低くなり、職業も教師や医師などの専門職から大学生、自営業者など多様化しているという。


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