盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が開かれたウリ党を正式に離党したことについて、ハンナラ党は、政界を揺さぶるための政略的な「偽装離婚」だと非難した。
 金炯オ(キム・ヒョンオ)院内代表は28日、国会で開かれた会議で、盧大統領が自ら結成した政党を離党しなくてはならない理由と説明が不十分だとし、「憲法改正論議と政界を揺るがすために離党という手段を政略的に悪用するなら、レームダック(死に体)化だけが加速し、国政運営は一層厳しくなるだろう」と述べた。また今年末の大統領選挙を公正に管理するため、盧大統領は選挙の中立と政治不介入を宣言すべきで、政治家出身の閣僚も、1日も早くウリ党の党籍を整理する必要があると主張した。

 ハンナラ党の田麗玉(チョン・ヨオク)最高委員は聯合ニュースの電話取材に対し、「盧大統領はウリ党で信頼を得られず追い出されるに至り、政治家としての失敗であると同時に人間としての失敗を認めるべき」と痛烈に批判した。

 また、羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)報道官は論評を通じ、党籍を保有していない大統領として任期をきちんと満了するため、即刻中立内閣を組閣すべきだと述べた。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0