市関係者によると、建設地は私有地となる見通しで補償は容易ではなさそうだが、外国人学校は9月に新学期が始まるため遅くとも2009年9月開校に間に合わせるよう進めたい考えだ。釜山市の構想では幼稚園から高校までの課程が対象で、定員は400人とする。運動場、プールなどの体育施設や、電算室や試験室など最先端の教育施設、障害者向けの福祉施設などを兼ね備えた高水準の学校を目指す。釜山以外の市や郡に住む外国人の子どもも受け入れる計画だ。建設費は国費100億ウォンと市予算150億ウォン、民間資本50億ウォンの総額300億ウォンを想定する。
釜山には現在、海雲台区に定員180人の釜山国際学校と定員340人の釜山外国人学校の2校があるが、運動場がないなど教育施設としてのレベルは高くない。地域の商工界は、こうした教育施設の不備が海外企業が釜山投資に消極的な要因となっているとし、高水準の外国人学校の設立を要求してきた。
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