サムスン電子が国内消費者のニーズを満たすために発展させてきたアフターサービス技法を東南アジアでも展開し好評を得ている。
 サムスン電子によると、同社は最近サムスンネットワークスとともに東南アジア市場で個人用携帯情報端末機(PDA)技術を利用したアフターサービス「グローバルPDAサービス」を導入している。従来のアフターサービスが申し込みから修理までにコールセンター・顧客・アフターサービス技術者という段階を経るのに対し、これを短縮しネットワーク技術を通じてアフターサービスと関連した全般的な情報を顧客に提供するサービスだ。全地球測位システム(GPS)衛星とPDAを連携した先端ネットワーク技術を活用している。サムスン電子は先月から本格的に東南アジア市場でサービスを提供しているが、シンガポールでは導入から1か月の訪問約束順守率100%を達成するなど、現地市場での反応は上々だという。サムスン電子は、これまで東南アジアにはこうしたサービスがほとんどなく、訪問約束順守率も20%台に満たなかったと説明した。

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 生産性の面でも、1日平均修理件数が実施前に比べ平均50~60%程度上昇し、約50チームで構成された現地アフターサービススタッフの技術力も大きく向上したという。サムスン電子は東南アジアでの好調を受け、豪州やマレーシアをはじめ、インドやドイツ、ロシア、中国など世界の主要国市場でサービスを拡大していく考えだ。


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