ソウル市消防防災本部が26日に明らかにしたところによると、昨年は245万388件の119番通報があった。ソウルには397万8938世帯が居住することから、全体の61.6%が利用したことになる。1日平均では6713件で、13秒当たり1件の通報があった。
 しかし、通報の中にはしどろもどろにしゃべる電話や案内を求める電話など不適切な通報が全体の80%に相当する196万2248件あった。いたずらや虚偽の通報も7279件で前年より30.9%増えた。救急治療や病院への搬送を要請する通報も週休2日制の影響で前年比6.3%増となった。風水害関連の通報も前年より22.6%増えた。火災関連の通報は4万1507件で、人命救助を求める通報は3万7012件だった。

 季節別では、火災関連の通報の場合、春(3~5月)が1万1712件で最も多く、夏(6~8月)は9432件で最も少なかった。救助を求める通報は夏が1万1108件で最多となり、冬は7038件で最少だった。救急通報も夏は10万5019件、冬は8万6557件だった。曜日別では日曜日が29万4675件で最も通報が少なかったのに対し、週末の休みに対する期待感から緊張感が緩むためか金曜日は37万367件と通報件数がやや多かった。


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