韓国の実質国民総所得(GNI)に対する対外援助額の割合は、経済協力開発機構(OECD)加盟国で最下位水準になっていることがわかった。
 OECDが23日に明らかにした報告書によると、2005年の韓国の対外援助額は7億5200万ドルで、GNIの0.10%水準にとどまった。OECDの開発援助委員会(DAC)に所属する22カ国の平均0.33%を大幅に下回る。韓国はDACの会員国ではないが、同じくDAC会員ではないトルコの0.17%、スロバキアの0.12%、ハンガリーの0.11%をも下回った。

 韓国は2004年の0.06%から大幅な拡大となったものの、これは実質的な支援額の増加よりも、米州開発銀行(IDB)加入にともなう出資金納付と、イラク支援など一時的な要因によるもの。

 支援額による順位では、OECD加盟30カ国のうち18位となった。国別のトップは米国の276億2200万ドルで、日本の131億4700万ドル、英国の107億6700万ドルが続いた。


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