ソウル市は22日、自転車を生活交通手段として定着させるための「ソウル市自転車利用活性化に関する条例案」を立法予告したと明らかにした。
 条例案の主な内容は▼自転車利用に関する市長や区長、一般市民の責務▼自転車利用施設の整備計画・指針の策定▼自転車保管所や整備所の設置▼自転車利用活性化委員会の結成――など。

 市長は5年ごとに自転車利用施設の整備計画を定め、利用施設ごとに詳細な整備指針を策定しなければならない。また、公園や地下鉄駅、バス停留所などに駐輪場を優先的に設け、原則として無料で利用できるように定めた。民間で自転車利用施設を設置したり利用活性化策を進める場合に市の補助や融資を受けられるような環境作りを進めるほか、公共機関や民間企業、学校、民間団体を自転車利用の模範機関と指定し、運営する。

 市は市議会の議決を経て、7月に関連条例案を公布・施行する予定だ。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0