【ソウル21日聯合】外交通商部の宋旻淳(ソン・ミンスン)長官は21日の定例会見で、今年の外交通商部の6大戦略目標を明らかにした。平和繁栄政策とバランスの取れた実用外交の基調を維持しつつ、外交安全保障政策で実質成果を挙げるというビジョンのもとに進められるもので、▼持続的な全方位外交を通じた世界各国との友好・協力関係増進▼朝鮮半島・北東アジアの平和と安全追求、地域や多国間協力による国際平和と繁栄への寄与▼経済や通商外交強化を通じた国家成長力の創出への貢献▼海外での国民の安全と在外韓国人の権益保護・増進▼国のイメージと外交政策に対する国内外での理解を促進▼外交力強化――が挙げられた。

このほか革新課題として、在外公館の領事サービス革新や海外進出企業支援に向けた協力体制作りなどの制度改善を進める。

先の6カ国協議で発表された合意文書に関しては、合意内容の迅速かつ円滑な履行に向け積極的な後続対策を整えるとし、特に韓国が議長国に就任した経済・エネルギー協力作業部会の準備に万全を期す考えを示した。6カ国による外相会談にも積極的に参加し、朝鮮半島非核化による北東アジアの新たな安全保障の枠組み作りにも参画していく方針だ。

朝鮮半島の平和体制構築のための外交基盤作りについては、北朝鮮核問題の解決過程の進展、米朝関係正常化協議などと平行して平和体制論議を進めるとした。


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